監督サッカー日記


2010-04-09 キリンチャレンジカップ2010日本代表VSセルビア代表

_ 4月7日大阪長居スタジアムに日本代表VSセルビア代表の試合を観に行ってきました。

_ スタジアムの中に入るとスタンドの広さと大きさにびっくりしました。

_ 椅子はすべて背もたれ付きでスタンド全体を埋め尽くされています。

そのスタンドに囲まれた中央のきれいな緑の芝生のピッチが小さく感じられました。

_ 試合開始までに時間があったので売店などがあるスタンド周囲を一周していると徳島から来ている何人かと出会いました。

_ 開場時には10分の1も埋まっていなかったスタンドも試合開始30分前になると4万6千人余りの観客で満員になりました。

_ 期待を込めた満員の観衆が見守るなかキックオフの笛が鳴り響き試合が開始されました。

_ 試合開始直後は両チームとも相手の出方を見守るような試合展開が続き、日本の両サイドバックがむやみに上がるので危ないと思っていたら、案の定セルビアのペナルティエリア手前で奪われて速攻カウンターで、そのサイドバックが上がってできた裏のスペースへ走り込んだFWにフリーでシュートを打たれました。

_ 幸いポストに助けられたが、結局は同じような形で2点を先取され、セットプレーで駄目押しの3点目を取られた。

_ 前半の日本はいつもと同じような戦い方で、せっかく自陣でボールを奪っても遅攻で中盤での無意味なパスが多く、その間に相手が帰る時間を作ってしまっているようでした。

_ さすがに世界ランキング15位のヨーロッパのチームだけにサッカーを知っているし、戦い方も知っていると思いました。

_ 日本の戦い方を熟知し、むやみに高い位置でボールを奪いに行かず自陣ペナルティエリア手前まではボールを持たせて最後はキッチリ守る組織と1対1の強さがありました。

_ これでセルビアは主力抜きの2軍メンバーということなのでヨーロッパのレベルの高さには驚かされました。

_ 日本は後半選手を入れ替えて反撃したがチャンスはつくるものの相手の堅い守備に1点もとれずじまいでした。

_ 情けない試合に試合終了15分前からブーイングの嵐と帰り出す客とで後味の悪い試合となりました。

_ 監督の交代も視野に入れて考えなければ2ヶ月後に迫ったW杯でベスト4はおろか予選リーグ突破もかなり厳しくなると思います。

_ それだけに留まらずサッカーファンの減少と少年サッカー人口の減少につながることが危惧されます。

_ 子供たちは強いサッカーにあこがれます。日本のサッカーが強くなるように本気で考えてもらいたいと思います。

_ しかし、今回本場ヨーロッパのサッカーが間近で観られたことは大変勉強になりました。

_ 徳島でも現在ヴォルティスが上位でがんばっているのでできるだけ観戦に行って応援したいと思います。


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