監督サッカー日記


2009-07-17 キッズの指導者研修会に行ってきました。

_ 6月27,28日神戸にて全国から85名が参加してJFAキッズインストラクター研修会(合同ジョイントミーティング)が開催されました。

内容はアイスブレイクとコーディネーションについて実技と講義がありました。

アイスブレイクという名前が初めてなので、何のことかと興味がわきました。

アイスブレイクとは、出会ったばかりの人たちは、口、からだ、表情、心が固くなっている氷(アイス)の状態なのでその氷を砕いて(ブレイク)和やかなコミュニケーションができるようにすることです。

最初は恥ずかしかったですがみんなでワイワイ言いながら握手をしたり、楽しいゲームをするうちにうちとけてきました。

初めてのところに指導に行く場合に、楽しくトレーニングに入るための導入段階として必要だと思いました。

そして、二日目のコーディネーショントレーニングと理論は、全国でも有名な徳島大学の荒木秀夫先生でした。

先生は自分でデモンストレーションをしてユーモアを交えながらわかりやすく教えてくれたので大変楽しかったです。

なかでも印象に残ったのは「サッカーでは反応を速くするトレーニングより、予測能力のトレーニングをしたほうが良い」ということでした。

日本では反応を速くしたり瞬発力を養うために筋肉を鍛えるトレーニングが多かった。

それも大切ですが、行き過ぎて筋肉が太くなりすぎてスピードが落ちて体のキレが悪くなるという逆効果が起きることがある。

そこでサッカーゲームでは、相手の動きや味方の動きをなどを観て予測して的確な判断をして自分の動きを決めるという予測能力が反応の速さにつながるということでした。

まさに複雑なサッカーならではのトレーニングが必要だということでした。

疲れましたが懇親会で他県の指導者の方とも話がはずみ終わってみれば楽しく有意義な研修会でした。

二日間勉強したことを今後の指導に生かしていきたいと思います。


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