監督サッカー日記


2009-08-14 サッカー国体四国予選とキッズ巡回指導

_ 大雨で延期になっていた2試合のうち徳島対愛媛の試合をTSVに観に行きました。

実力では上と見られていた愛媛は個人技術、個人戦術に加え個々の判断を伴ったプレーは良かったと思います。

徳島はチーム、個人ともに差はあったものの2−3と健闘しました。

改めてジュニア年代の指導の大切さを痛感しました。

この試合だけを観て帰りに県協会に立ち寄ったら、阿波踊り見物に訪れていた滋賀県サッカー協会副会長の松木さんに貴重なお話を聞くことが出来ました。

滋賀県ではキッズ巡回指導は7年続いており、現在は幼稚園、保育所、学童保育施設など年間2,500ヶ所を巡回指導しているそうです。

この数には驚かされましたが、もうひとつ興味があったのは県内十数か所の幼稚園をサッカー協会が芝生化しているということです。

芝刈りもすべて協会がしているとのことです。

幼稚園には勿論のことたいへん喜ばれているそうです。

巡回指導の要請がたくさんあるのは納得です。

滋賀県のレベルの高さは底辺(キッズ)の普及に力を注いでいる点にあると思います。

私も今年度からキッズ巡回指導員の任務を与えられたので、きょうのお話はたいへん参考になったとともにプレッシャーになったことも事実です。

新人としてできることからこつこつと徳島のキッズ年代の普及に尽力したいと思います。

これがユース年代につながることは間違いありません。

きょうはたいへん勉強になった一日でした。


2009-08-21 ストリートサッカー

_ ブラジルでは今でも休みになれば、公園に大人からこどもまでが集まってミニサッカーをやるそうです。

集まった人数を割って大人とこどもが入り混じって、ゴールも手作りでするそうです。

ルールも自分たちで決めます。

ストリートサッカー=遊びの感覚です。

ルールなどによる拘束もなく、大人とこどもの区別なく、よって一切指示などはありません。

ストリートサッカーから得られるものは                                   大人と一緒にやるので大人のテクニックを見てまねるので足元の技術が上達します。

大人との1対1で自然に駆け引きを覚えます。

少人数でのミニゲームなので常にボールに関わっているので、常に判断することが要求されます。

ゴール前の攻防が多いので決定力も上達します。

ブラジルの選手は小さいときから、ストリートサッカーでサッカーを覚えたのでブラジルの選手のプレーを観れば納得できます。

ああいうプレーは教えられてできるものではないと思います。

ブラジルには”ストリートサッカーをやっているこどもがいるので注意”の道路標識があるそうです。

日本では考えられないサッカ−王国ブラジルならではのことに感心しました。

日本ではストリートサッカーは難しいのでそれに代わるフットサルをジュニア年代にどんどん取り入れたいと思います。


2009-08-25 スポーツ少年団大会一回戦

_ 1回戦は12対0で勝ちました。

明日はベスト16をかけて強敵と対戦します。

チームは上り調子なので良い結果を出してくれると思います。

明日は良い結果を報告できることを祈っています。


2009-08-27 スポーツ少年団大会二回戦

_ 全日4位の強豪相手にレオパールドのサッカーをしようと堂々とチャレンジしました。

前半開始早々はいつになく積極的にパスをつなぎ攻めていましたが、なかなかシュートまで行かしてもらえません。

そうこうしているうちに相手エースの個人技とスピードにディフェンスラインを破られ、前半に2点のリードを許しました。

後半に追加点を許しましたが、後半にも運動量が落ちないレオパールドの持ち味を生かしてなんとか1点を取り返そうと全員が一丸となってがんばりました。

後半は前半に比べて攻撃の時間もシュートも多くなりましたが、得点には至りませんでした。

しかし、辛抱強く攻めたおかげで待望の1点が入りました。

後半中頃に中盤で奪ったボールを素早く左サイドの選手にパスを出して、左サイドを速いドリブルで駆け上がり苦手な左足でゴール前に絶妙なセンタリングを送り、右から走りこんだ選手が正確にゴールしました。

一瞬鳥肌が立ちました。

ふだんはあまり表に出ない縁の下の力持ち的な二人のユウトが、大きな舞台で力を発揮してくれたのはチームにとって大きな収穫でした。

結果は1対3で負けましたが、全員の力と二人のユウトの活躍で強豪から1点をもぎ取ったことは次につながる自信になったと思います。

この試合を振り返って良かった点は、

まずはチームの指導コンセプトである、ボールを自由にコントロールできる足もとの技術と、この技術を状況に応じて発揮できる判断力(観て考える習慣)は少しできつつあるかなと思います。

もうひとつは、オフの動きの量と質で、速いアプローチからのプレッシャーからボールを奪うこと、そして奪った後の周りのサポートの速さと質はかなりよくなってきたと思います。

逆に今後の課題としては二点あります。

一点目は、キック(パス)の精度です。DF裏へのパス、サイドテェンジのパス、シュートなどが正確に蹴れれば試合を有利に運べます。

常にドリブルとパスを状況に応じて選択してプレーする習慣を身に付けたいと思います。

二点目は、コンタクトプレーです。一対一での体の使い方で激しさも含めたコンタクトスキルを高めていきたい。

上に行くほどこの能力は必要です。

次の目標は9月のフットサル大会です。同じグループに強豪が2チームいますが、今大会同様一矢を報いたいと思います。


2009-08-30 TFAキッズサッカー大会

_ サッカーの普及を目的にU-8(2年生以下)のサッカー大会が17チームの参加で行なわれました。

試合会場は徳島市球技場の芝生のグランドで、保護者の歓声が響き渡る中、こども達は暑さも忘れてボールを追いかけていました。

我がレオパールドも10人の選手で参加しました。

勝敗は関係なく参加したすべてのこどもたちが好きなサッカーを思い切り楽しんでいました。

中には3歳のこどもも参加していました。

ジュニアの指導者としてこれから先も自由で楽しいサッカーを続けて欲しいと思いました。

きょうはこどもたちはもちろん保護者と指導者も楽しませてもらいました。

来週はU-10サッカー大会です。いっしょにサッカーを楽しみたいと思います。


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