監督サッカー日記


2009-08-27 スポーツ少年団大会二回戦

_ 全日4位の強豪相手にレオパールドのサッカーをしようと堂々とチャレンジしました。

前半開始早々はいつになく積極的にパスをつなぎ攻めていましたが、なかなかシュートまで行かしてもらえません。

そうこうしているうちに相手エースの個人技とスピードにディフェンスラインを破られ、前半に2点のリードを許しました。

後半に追加点を許しましたが、後半にも運動量が落ちないレオパールドの持ち味を生かしてなんとか1点を取り返そうと全員が一丸となってがんばりました。

後半は前半に比べて攻撃の時間もシュートも多くなりましたが、得点には至りませんでした。

しかし、辛抱強く攻めたおかげで待望の1点が入りました。

後半中頃に中盤で奪ったボールを素早く左サイドの選手にパスを出して、左サイドを速いドリブルで駆け上がり苦手な左足でゴール前に絶妙なセンタリングを送り、右から走りこんだ選手が正確にゴールしました。

一瞬鳥肌が立ちました。

ふだんはあまり表に出ない縁の下の力持ち的な二人のユウトが、大きな舞台で力を発揮してくれたのはチームにとって大きな収穫でした。

結果は1対3で負けましたが、全員の力と二人のユウトの活躍で強豪から1点をもぎ取ったことは次につながる自信になったと思います。

この試合を振り返って良かった点は、

まずはチームの指導コンセプトである、ボールを自由にコントロールできる足もとの技術と、この技術を状況に応じて発揮できる判断力(観て考える習慣)は少しできつつあるかなと思います。

もうひとつは、オフの動きの量と質で、速いアプローチからのプレッシャーからボールを奪うこと、そして奪った後の周りのサポートの速さと質はかなりよくなってきたと思います。

逆に今後の課題としては二点あります。

一点目は、キック(パス)の精度です。DF裏へのパス、サイドテェンジのパス、シュートなどが正確に蹴れれば試合を有利に運べます。

常にドリブルとパスを状況に応じて選択してプレーする習慣を身に付けたいと思います。

二点目は、コンタクトプレーです。一対一での体の使い方で激しさも含めたコンタクトスキルを高めていきたい。

上に行くほどこの能力は必要です。

次の目標は9月のフットサル大会です。同じグループに強豪が2チームいますが、今大会同様一矢を報いたいと思います。


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