監督サッカー日記


2009-05-13 すべてのグランドが芝生だったら

_ 昨日は平島こどもセンターで土のグランドで幼児とサッカーを楽しみましたが、この年代は身体的に未熟でバランスが悪く転びやすいのが特徴です。転んですりきずをつくって泣いた子は運動が嫌いになるかもしれません。また、きょうは週一回のBrazilキッズの練習日でした。場所はコートベール徳島の多目的広場で芝生なのでいつもの如く体を投げ出して、こどもたちは思い切りサッカーを楽しんでいました。相手と衝突して倒れても泣くこともなく、すりきずひとつせずにすぐ起き上がってプレーします。教えないのにスライディングシュートもあり、六歳児とは思えないプレーの連続です。また来週も楽しみにやってくるでしょう。

日本の野外スポーツは、まだまだ土のグランドでするのがあたりまえになっていますが、土の上ではケガを恐れて動きが極端に制限され、ジュニア年代に養われるコーディネーション能力の発達に影響を及ぼしています。世界との差がこの辺にもおおいにあると思います。

日本のすべてのグランドが芝生になったら、運動嫌いのこどもたちも減り、スポーツに親しむ人が増えるのではないかと思います。そうなれば日本のサッカーも数年後には世界に肩を並べるようになると思います。その日が早く来ることを祈っています。


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