2009-05-21 ヴォルティスの練習を観てきました
_ 先週の金曜日にスポーツビレッジに練習を観に行きました。翌日が仙台とのアウェーの試合のため、着いた時には練習の半ばで、すでに、レギュラー組と二軍の紅白試合が始まるところでした。ボールを要求する声、味方への指示、コーチングの声などが全員から出て、今のヴォルティスの勢いがここでも感じられるほど白熱したゲームでした。
また二軍の選手もアピールするためレギュラー組に負けず劣らずいいプレーをしていました。特に小学生の時から知っている林選手もピッチ内を元気に走り回っていいプレーが見られ、昨年より成長したように思いました。早く試合に出られる日を待ってます。
今日、この日記を書いたのは、こういう選手を育てたいと、理想にしている徳重選手の練習の様子を知ってもらいたかったからです。
この日の徳重選手はベテランで翌日に試合が控えていることもあってか、紅白試合は出ませんでした。そして、レギュラー組は移動のため早めに練習を切り上げたのですが、二軍がゲームをしている横で、DFのダミーを二枚置いて登尾をFW役にして、コーナーキックの練習を始めました。
蹴ったボールはDFを狙ってその前でFWが合わせるイメージで蹴っているようでした。30分ほど黙々と蹴っていたように思います。スタッフに聞くと、いつも全体練習の後でFKとCKの練習をしているそうです。
そして、仙台戦の後のヴォルティスHPの試合ダイジェストの動画を見てみると、一点目の徳重選手のCKはまさに練習していたとおりの展開で、ゴール前のDFの前に蹴ったボールに羽地選手がDFの視界を遮るように入ってきて、ピタリと合わせてゴールしました。
それは、まさしく私が座右の銘としている「良い準備をすれば、必ず良い結果が得られる」ということが理想とする徳重選手から実証されたことは感動です。王様ジーコも本に書いていましたが、若い時はいつも全体練習の後に「ここの欠点を直したい」「ここはもっとうまくなりたい」と思うことに重点をおいて、居残り練習をしていたそうです。
練習でも試合でも、いろんな見方をすれば勉強になり、試合観戦も二倍楽しめると思います。時間があればできるだけ練習も観に行きたいと思います。