監督サッカー日記


2009-05-14 ヴォルティス好調

_ 開幕戦からホームゲーム六試合すべて観戦しました。今季のヴォルティスは選手を大幅に入れ替えて、現在六位と絶好調です。特に試合内容は観ていてもおもしろく、安定感と期待感があり興奮させてくれます。

昨季と大きく違う点は、前線からのプレッシングや一対一の強さなど、選手全員に前に向かう意識と戦う姿勢がはっきり感じられるところです。個人でも個性を発揮していい選手がたくさんいますが、特に注目しているのは攻撃の中心である徳重選手のプレーです。彼にはベテラン選手にありがちなおごりがなく、手抜きをしないで常にボールに関わりひとつひとつ一生懸命全力でプレーする姿は、若手の模範となり観ている者にとっても感動を与えてくれます。

彼の良いプレーは前線で攻撃の起点となり決定的なチャンスをつくり、またFWがつくったスペースなど相手DFの嫌がるところに顔を出してみずからシュートを積極的に打つところです。そういう決定的なプレーを可能にするのも確かな技術と判断力によるものではないかと思います。それと忘れてならないのは攻撃だけでなく、前線からのプレッシングにはじまり、献身的な守備の意識が強いことです。ほとんどの得点に絡んでいる徳重選手のプレーと運動量には観客のひとりとして感動します。

ぜひ徳重選手のすばらしいプレーを多くの徳島のサッカー少年に生で観て欲しいと思います。

今年のヴォルティスには、少年の指導に携わっている私にとっておおいに勉強させてもらっています。長丁場のリーグ戦ですががんばって目標を達成してくれることを祈っています。


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